個人のスキルやサービスで仕事を獲得するフリーランスのITエンジニアにとって、クライアントから信頼されることは不可欠だといえます。普段、メールやチャットツールでクライアントとやり取りすることの多いフリーランスのエンジニアは、どんなことに注意すれば信頼関係を構築できるのでしょうか?
第一に、信頼してもらうためにもレスポンスの速さは重要です。クライアントからのメッセージに即座に返信することで、安心感を持ってもらえます。安心感は信頼に欠かせません。かといってすべてのメッセージに即座に返信するのは難しいものです。メッセージの緊急性により、すぐに返信が必要なもの、即時に返信しなくても良いものに分けられます。定型文を用意しておくと便利でしょう。
営業メールにも相手から信頼してもらえるような工夫が必要です。クライアントが知りたい情報を簡潔にメールに盛り込みましょう。自分がクライアントなら、どんなことを知りたいでしょうか?クライアントの立場に立って考えてみます。
迷惑メールではないと分かるように、件名に要件を簡潔に盛り込みましょう。「新規アプリ開発者募集について:(自分の名前)」のように、要件と名前を伝えると、開封される確率が上がります。SNSのDMで営業メッセージを送る場合は、本名、顔写真を載せたアカウントから送るとクライアントも安心です。
本文では、自分のスキルを紹介しましょう。アピールしたいスキルを箇条書きにして、実績を添えて分かりやすく伝えます。こうすることでクライアントに自分を採用するメリットを示せるので、クライアントとの信頼関係を築くために有効だといえるでしょう。